今シーズンは早くからインフルエンザが流行し、さらに今年はコロナウイルスも出てきました。
私は今40代ですが、小さい頃からあまり体が強い方ではなく、年に何度も風邪を引き、子供が産まれてからはさらに悪化。子供の感染症はすぐ移り、子供がかかっていないのにも関わらず、インフルエンザに毎年のようにかかり、治癒力も低く時々肺炎なり、咳喘息になったりと、体力の衰えを感じていました。
でも、感染症などにすぐかかってしまうのは、実は体力以前に免疫力が重要ということを知り、免疫力をあげる生活を心がけるようになりました。
おかげで、今シーズンは1度も風邪にもインフルエンザなどの感染症にも全くかかっていません。
毎日少しずつの積み重ねでできる、免疫力をあげる方法をご紹介します。
インフルエンザなどの感染症には何故かかる?
感染症には様々な種類があり、それぞれに感染経路が異なります。
なんらかの形で体内に入ってきた感染症などの細菌は、免疫力という人の体内にある自己防衛システムと戦います。
この免疫力が高ければ、細菌を撃退して、感染症は発症しませんが、免疫力が低い場合、細菌に勝てずに感染症が発症します。
感染症にはそれぞれ潜伏期間があります。
その期間に、免疫力と細菌が体内で戦っているのですね。
たとえば、家庭内でインフルエンザの人が出た場合、完全隔離して家中を徹底除菌しない限り、家族に移らないようにするのは難しいでしょう。でも、家族内でも感染する人としない人がいます。これは、かからなかった家族もインフルエンザの菌は体内に入っていたものの、免疫力が勝って発症しなかった。ということになります。
感染症を体に入れないためには?
免疫力ももちろんですが、その前に体に入れないために環境を整えること(予防)も欠かせません。
部屋の加湿
インフルエンザのウイルスは、高温多湿に弱いと言われています。冬は大気が乾燥し、さらに室内の暖房によって乾燥も進みます。
そして、湿度の低い環境で、ウイルスを持った人が咳やくしゃみをすると、湿度が保たれた環境よりも、ウイルスがより広く拡散されてしまいます。
部屋の湿度は50〜60%が良いとされています。
加湿機能があり、さらにウイルス除去機能のついた加湿空気清浄機がおすすめです。
マスクの着用
マスクは飛沫感染を防ぐためでもありますが、マスクをすることで、喉の加湿もできます。
アルコール除菌
アルコール除菌は、インフルエンザウイルスを溶かすと言われています。
手洗い➕アルコール除菌で予防効果が高まります。
うがいと水分補給
意外と侮れないのがこれです。
喉の粘膜には、ウイルスや菌を体内から排出する役割がありますが、それは乾燥により排出機能が弱くなってしまいます。
それを防ぐためにうがいとこまめな水分補給が効果的です。
ウイルスが喉の粘膜に付着してから細胞内に侵入するまで、最短で20分と言われていますので、20分間隔で水分補給をすれば、たとえウイルスが付着しても、ウイルスを洗い流すことが期待でき、さらに喉の加湿効果もあります。
体内にウイルスが入れば自然に消化されます。
ウイルスがたとえ体内に入っても負けない体作り
流行すると、なかなかウイルスを徹底的に避ける生活をするのは難しいですね。
ですので、やはりたとえ体内にウイルスが入っても負けない体になること=免疫力をあげることが、何よりとても重要です。
体内温度を上げる
体内温度をあげるには、多くの人が抱えている冷え性を解消することが重要です。
冷え性改善についてはこちら↓
体内温度を下げないために、細かなできることもあります。
①コーヒーは避ける
コーヒーには、ダイエット効果や二日酔や肝臓にも効果があると言われています。
でも、一方で体を冷やします。冷え性にはコーヒーは合いません。
コーヒーに砂糖をたくさん入れると低血糖でさらに体温を下げたり、コーヒーに含まれるカフェインが自律神経を乱し、血行不良にもつながるので、どうしてもコーヒーが飲みたい場合は、カフェインレスのものなどで代用するのがおすすめです。
②朝一杯の白湯を飲む
朝起きがけに白湯を飲むと、体内が温まります。内臓温度があがることで、基礎代謝があがりダイエット効果も期待できます。
電子レンジで温めれば手間もかかりますがません。
③ヒハツを取り入れる
体を温める効果が生姜以上に実感できる体内温度をあげるための最強食材です。
詳しくはこちら↓
腸内環境を整える
体内温度が高いことと、腸内環境が整っていることで免疫力が高くなります。
ヤクルトのCMでも、手洗いうがいヤクルト♪と、予防のひとつとして腸内環境を整えることが薦められていますね。
腸内環境は、腸にある何百種類もの腸内細菌の中で善玉菌の数を多くすることで整います。
善玉菌を増やすためには、納豆やヨーグルトなどの発酵食品を摂ること、食物繊維やオリゴ糖を摂るのが良いと言われています。
効率よく摂取するためには、サプリメントも色々販売されています。
生きて腸まで届き、おなかで増えると言われるビフィズス菌
生きた酪酸菌で腸内フローラを整えてくれるもの
アレルギーの人でも使えるL92乳酸菌
個人的には、腸内環境を食生活だけで整えるには、発酵食品だけでは吸収率が低いなどの壁にぶち当たりそうなので、サプリを頼るのが良いと思っています。
まとめ
免疫力があがれば、インフルエンザなどの感染症ももちろんですが、様々な病気からも体を守ることができます。
少しずつ取り入れて元気な体作りをしていきたいですね。