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KMSHI’s blog

子育て、生活、健康について感じることを書いています、

たくさん褒めて、まったく叱らない育児ってどうなんだろう?

 

デイリー新潮の記事、「暴れる小学生」「叱責に耐えられない若手社員」急増の裏に「ほめる子育て」を読んで、今小学生と幼稚園児の子育て真っ只中の母親として感じることを書いていきます。

 

この記事で書かれていることは、厚労省が発表した体罰の指針案について、下記の著書などを元に、指針案の内容に疑問を投げかけているものです。

  

 

この厚労省の指針案は、欧米流のほめて育てる姿勢が強く推奨されています。

ですが、記事によると、そもそも日本と欧米では子供が小さい時からの関わり方が全然違うとのこと、「欧米では子供が幼いころから親が添い寝しませんし、入浴も一人でします。個人を能力や個性で区別するのが当たり前と見なされ、能力の乏しい人は切り捨てられ、小学生から留年が当たり前」だそうです。

 

確かに今の日本では考えられませんし、日本の場合、ネグレクトとも受け取られてしまう可能性すら感じるくらいに異なっているように感じます。

ただ「欧米流のほめて育てる姿勢」だけを切り取って推奨するということには疑問を感じます。

 

 

家庭の躾けにまでお上が介入?

 

指針では、家庭内での体罰の判断基準についても具体例を元ににあげられている他、「指示するのではなく問いかけること、ほめることが推奨」とされています。

え?子供に話しかける基準まで決められてるの??とも思ってしまいますが、これは相次ぐ虐待などの悲しい事件を減らすために設けられているものなのでしょう。

 

 

暴れる小学生が急増中?

 

文科省の18年度の調査では、教育機関における児童・生徒の暴力行為の発生件数は7万2940件、内訳が小学校が3万6536件、中学校が2万9320件、高校が7084件。11年までは小学校での発生件数は高校よりはるかに少なかったのに、いまや高校の4、5倍」

子供の衝動のコントロール力が低下していることが原因だそうですが、これはちょっと衝撃的な数字です。

これは、「教師も体罰やハラスメントに敏感で、学校できつく叱ることが難しくなった。」ということも原因としてあげられるようです。

 

実際、私の子供が通う小学校低学年のクラスでも、授業参観の最中も、席に座らず教室内をちょろちょろしたりしている子がいます。そして先生は全く気付かないフリをして授業を進めています。これって、自分の子じゃないからと放置するのが良いのかどうか、私には正解がわかりません。でも私は学校に対し、「学校内での行動について、行き過ぎている場合は、しっかり対応してほしい。」という意見は何度かあげています。

(今のところ改善されてはいませんが。)

決して今の学校がすべてそうなっているわけではありませんが、せめて学校内での行動については、「きつく叱る」のではなく、「正しく指導する」ということを前提に対応してもらいたいと感じます。

 

 

「かわいいわが子を殴り殺したり、溺死させたりする親が、罰則なしの法律ができたからといって、虐待をやめるとは思えません」

 

評論家の大宅映子さんの話です。素人の私でもそう思います。罰則なしの法律で虐待をやめられるくらいなら、元々虐待などしていないのではないでしょうか。

一定数の虐待する親がいて、その対処として今回の指針が出されているのであれば、残念ながらそれは効果は期待できないといわざるを得ないと感じます。

 

 

「たくさん褒められて、まったく叱られずに育った子」、私はすべての子がこの育て方で、学校にあがって暴力的になったり、大人になった時に社会に適合できなかったりするとは思いません。

褒められて育った方が良い子もいると思います。そこは親が我が子の性格では判断することなのではないかと思います。子育ての中で子どもの個性を生かしながら育てていくうえで、それがベストだと思えばその育て方で良いのではないかと思います。

 

私は、叱る時は叱ります。間違っていることは間違っていると言います。

ただ、気をつけているのは、「頭ごなしに叱らない」です。少なくとも私の子どもは、頭ごなしに叱ると反抗心から全く聞き入れないません。

ちょっと的を外しながら、他の例をあげて長く説きます。

これが正しいかどうかはわかりませんが、子どもの性格を考えながら躾けていくことが、何よりとても大事だと思っています。

 

褒めることが全くダメだとも思いません。何か達成したときには徹底的に褒めます。

でもダメだった時に、自分自身に原因があると感じる場合は、その理由を考えるように言います。

 

そして、このやり方は、1年後には変わっているかもしれません。1年後には子どもも1つ歳を取り、考え方や受け止め方が変わっているかもしれないからです。

 

結局親は、色々な論評を聞いて知って、そのままを実践するのではなく、それを根本に置きながら、自分の子どもの個性に合わせた子育てを考えていくのが一番なのではないかと思っています。

 

親も完璧じゃありません。叱らない育児が全ての子に有効だとは思いませんが、間違っているとも言いきれません。だから難しいのですね。

 

 

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