毎日のヘアケア、当たり前のように過ごしていますが、意外と小さな悩みが尽きません。
そして、髪の毛のちょっとした悩みは、ケアをしてもすぐに結果が出てくるものではないので、なんとなくそのまま過ごしてしまっていることもありますよね。
でも、少しの知識があれば、日々のちょっとしたケアの積み重ねで解決できることもたくさんあります。
そんなヘアケアの基本について、日々の生活に役立つ内容でまとめてみました。
髪の毛とヘアケアの基本
まずは髪の毛トラブルの原因です。
髪の毛トラブルの原因
どうして髪の毛が傷むの?
色々な原因がありますが、カラーやパーマに使う薬品に含まれているアルカリ性が髪の毛にダメージを与えたり、ドライヤーやヘアアイロンの熱で髪の毛の水分や油分がなくなり傷んだり、髪の毛の摩擦によりキューティクルが壊れることが主な原因といわれています。また、紫外線の影響で髪が乾燥して傷む場合もあるようです。
以前に美容師さんと話をしたときに、海は海水の塩分+紫外線を浴びるので髪の毛には最悪の環境と聞きました。
どうして白髪ができるの?
メラニン色素(髪の毛に色をつける)を作るための、チロシナーゼが加齢などの原因により減少すると、メラニン色素が作られず、色のない髪の毛が生えてくるためということです。
ちなみに、白髪を抜くと増えるというのは、いわゆる都市伝説です。
1本の白髪に気付いたときにはきっと他にもたくさん生えてくる時期なので、そのように言われることもありますが、実際は抜いたことが原因ではないのです。
ただ、抜いても白髪が増えるわけではありませんが、抜くことで毛根が傷ついて、そこからは髪が生えてこなくなる場合もあるので、薄毛対策としては、あまり抜くのもおすすめできません。
どうして髪が細くなるの?
ストレスや食生活、ヘアカラーやパーマの薬品も原因の1つですが、1番の原因は、歳を重ねるごとに頭皮の毛細血管が老化し、血行が悪くなっていくことです。血行が悪くなると、栄養不足で髪が成長しにくくなってしまいます。
同じ原因で抜け毛も増えていきます。
次にヘアケア用品についてです。
ヘアケア用品について
リンス、コンディショナー、トリートメント、ヘアマスクの違いは?
一般的には、リンスとコンディショナーは、髪の表面を整えて、指通りを滑らかにするものです。
ヘアマスクは、髪の内部を補修するものです。
トリートメントは、髪の内部を補修するものと、表面を整えるもの、内部と表面の両方を補修するものがあります。
ここで重要になってくるのは、使い方の順番です。
シャンプー後、トリートメントやヘアマスクを使用する際に、リンスやコンディショナーを先に使用してしまうと、髪の表面をコーティングされてしまうので、トリートメントとヘアマスクの成分が浸透しずらくなります。
トリートメントやヘアマスクを使用する際には、リンスやコンディショナーを使用する必要のないものもありますので、ご確認のうえ、一緒に使用する際には順番を守りましょう。
シャンプーは何を選べばいい?
シャンプーの成分として多く使われているのが、低刺激などの特徴があり、髪と同じアミノ酸で作られているアミノ酸系洗浄剤、同じく低刺激でベビー用品にもよく使われる、天然成分から作られたベタイン系洗浄剤、低刺激で安全性も高く泡立ちもよい、グルコシド系洗浄剤、洗浄力が穏やかでダメージケア効果もあるたんぱく質系洗浄剤などがあげられます。
一つ注意が必要な成分があります。
硫酸系洗浄剤です。洗浄力が強すぎて、髪や頭皮の水分油分まで洗い流してしまいますので、購入の際にはこの成分が入っているものは避けた方が良いでしょう。
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主な成分は、
- アミノ酸系洗浄成分
- 南阿蘇産オーガニックハーブティー(ローズマリー、カモミール、ミント、ローリエなど)※精製水としてフルボ酸
- モンゴンゴオイル(オーガニック成分)
- ソープナッツエキス(オーガニック成分)
- シロキクラゲ多糖体(オーガニック成分)
- バオバブ種子油(オーガニック成分)
- ヒアルロン酸
- ユズセラミド
- ヴァージンココナッツオイル
- ・天然アロマ精油
と、天然成分にこだわったボタニカルなシャンプーなので頭皮にも優しいです。
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こちらも、植物由来の美容エキスにこだわり、
美容成分も贅沢に配合されています。
トリートメントやヘアマスクは何を選べばいい?
トリートメントは髪の内部を補修するものと、表面を整えるもの、内部と表面の両方を補修するものがありますが、市販のトリートメント剤は、内部と表面の両方を補修するものが主流です。美容室などでは、内部の補修と表面の補修を順番に行う場合も多いでしょう。
トリートメントやヘアマスクに含まれる成分は、毛髪補修物質の油剤、アミノ酸、たんぱく質、高分子ポリマー等の浸透性の高いものを選ぶのがポイントです。
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天然成分にもこだわり、毛髪とともに頭皮も健やかに保ちます。
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特に傷んだ髪にはこちらがおすすめです。
ダメージヘアの芯までしっかり浸透し、とどまり、しっとりまとまる髪に導いてくれます。即効性が高く、効果が持続しているのを実感できるのもおすすめのポイントです。
トリートメントやヘアマスクの使用は、週1、2回の使用がおススメです。また、ヘアマスクを使う時には、頭皮につけてしまうと頭皮の皮脂分泌の妨げになることがありますので、頭皮には触れないように注意して使用しましょう。
自宅カラーリングや白髪染めは何に注意して、何を選べばいい?
自宅カラーリングや白髪染めは、髪が傷むイメージも強いですが、今では髪に負担のかけないものもたくさんあります。
そして、何より、自宅でカラーリングをする際に髪のダメージを減らすには、カラーリング自体もそうですが、カラーリング後のケアも重要になってきます。
カラーリング後にはしっかりシャンプーで洗浄し、トリートメントもしっかり行いましょう。その後も1週間に一回はトリートメントを継続することが大事です。
髪のダメージを減らすとともに、カラーリングの色落ちにも効果があります。
カラーリングに含まれている成分の中で、避けたい成分は、バラペン、ジアミン、シリコンです。これらの添加物はできるだけ避けて選びましょう。
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カラーリング 剤なのに、無添加(バラペン、ジアミン系色素、タール系色素、酸化剤、4級アミン 不使用、無香料、無鉱物油)にこだわり、髪にも頭皮にも優しく仕上げます。
髪が細くなるのを防ぐには?改善するには?
内部から髪が細くなることを防いで、髪を太くするよう改善していくには、食事で摂ったタンパク質を髪の毛や筋肉、臓器などに変える働き亜鉛、髪の毛の元となる毛包幹細胞を維持するために必要なコラーゲン、皮膚全体の新陳代謝を活性化させ、コラーゲンの生成を促進させるビオチン、エストロゲン作用のあるエクオールなどを含んだ食事や、サプリメントの摂取することで効果が期待できます。
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また、頭皮マッサージで「振動圧刺激」をあたえることで、頭皮の血行が良くなり活性化され、薄毛にはとても効果的です。
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毎日使うシャンプーにも配慮が必要です。やはり刺激の少ないアミノ酸系洗浄剤は効果が期待できます。
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まとめ
髪の毛は、肌と同じように夏は紫外線、冬は乾燥によるダメージを受けやすくなります。肌と同じように季節を意識しながらケアしていくことが大事です。
髪のツヤが減り髪が細くなっていくと、外見からも年齢を感じてしまいます。できるだけ早めに、継続したヘアケアをしていくことで、特に薄毛や白髪にも効果が期待できるはずです!