コロナウイルスの市中感染が拡大しつつあります。感染者が出た地域では様々な対応が取られています。
私の住む地域でも感染者が出ましたが、最初は居住地区を公表せず、それに反発が出たからか、「厚労省と行き違いがあった」として、後日居住地区が公表されました。
感染者の人数によって対応方法を変えているのはわかるのですが、それにしても他人事ではない状況なので、対応がぶれることには不安を感じます。
そもそも、ある程度感染拡大は想定されていたはずなのに、「厚労省の指示がないと何もできない?」、「発生した時の想定を全くしていなかった?」と思わざるをえませんし、これからもしももっと感染が拡大したときの、病院の受け入れ体制は整えられるのか、準備はできているのか、混乱しないのかと、不安にもなります。
少ない感染者で、個人が特定されてしまうのは良くないとは思いますが、ある程度の行動範囲は風評被害の懸念があっても、今の状況では、公表していかないと不安を煽るばかりだと思います。
とはいえ、個々人でできることはしなければと感じています。
ウイルスに効果があると言われている「アルコール消毒」、ただ手につけているだけでなく、できる限り家に入れないことを念頭にした対策をご紹介します。
家の中の除菌
■普段よく触るものは、除菌ティッシュやスプレーを使って除菌する
例:ドアノブ、スイッチ、リモコン、テーブル、椅子、冷蔵庫、洗濯機、車の中など。
■外に持ち出すものも、除菌ティッシュやスプレーを使って除菌する
例:鍵、財布、子どもの鞄や文房具類など
■衣類は、アルコール除菌効果のある洗剤を使う
■湿度を60%以上に保つ
出かける前の除菌
手のアルコール除菌はもちろんですが、マスクや衣類へのアルコール除菌もすることで、ウイルスがたとえ体のどこかについたとしても、除菌効果でリスクを減らすことができます。また、髪の毛にもウイルスが付着する可能性があります。髪が長い場合は、まとめ髪にした方が良いようです。
帰宅後の除菌
■玄関先で上着類を脱いで除菌スプレー
■衣類は着替え、着替え終わった衣類はまとめておく
■マスクをすぐに捨てる
■ 家の中の物にはできるだけ触らず、手と顔をしっかり洗い、うがいをする
(髪も洗うと良く、シャワーを浴びると更に良い)
■ドアノブなど触った場所はすぐに除菌する
■購入品もできる限り除菌する
まとめ
毎日触れる物以外に、購入したものについても、購入までの間に色々な人が介して触れているためウイルスがついている可能性があります。なかなか全てのものを徹底除菌するのは難しいのが現実です。でも、感染のリスクを減らすという意味では効果があると思います。
公共の場では、あまり色々な物を触らない。のも予防の1つかもしれません。