今週から私の住む地域でも分散登校が始まりました。我が家の小学生の子どもも毎日短い時間ですが、学校に通っています。
分散登校が始まって一番に思うことは、子どもたちがとても楽しそうということです。
これまでの数カ月、学校はもちろんほとんど外出もできず、家に閉じこもる日々を送ってきました。
学校に行けないことで、特に荒れるわけでもなく、不服を言うわけでもなく、当たり前のように過ごしていましたが、やっぱり友達と交流することは子どもにとっても大切なことなんだなと感じています。
勉強のこと
一方で学校の様子はどうかというと、今は1日2時間の授業で、毎日行く時間が違い、給食を食べる日もあれば食べない日もある。といった、普段どおりとはまだまだ言えない状況です。
久しぶりの友達と会えて嬉しいものの、休み時間は少人数で交代でお手洗いに行く以外は、できるだけ接触を避けるために、それぞれ読書をして過ごすよう指示されています。
話したい事がたくさんあるだろうに可哀そうな気もしますが、今は仕方がないですね。
勉強はというと、この地域では臨時休校期間中1週間ごと学年ごとに課題学習が配信され、それを各家庭でプリントアウトして学習するという方法がとられていました。
決して強制とまではいかないものの、臨時休校中に担任の先生から連絡が来るたびに、「課題学習を進めていれば、学校が再開した時に授業がスムーズに進められるので、是非やらせてください。」と何度も言われていましたが、やはりやってこない子もいます。
周りや子どもの話を聞いている限り、1割程度の子が全くやってきていないようでした。
課題学習をやることで、授業をスムーズに進められると考えると、やってきていない子のために、少しずつ授業が遅れることが想定されます。
そういう意味でも、今後また休校になる場合には、オンライン学習の早期の導入など、均等に学べる環境を作ることが大切なのかもしれません。
分散登校での親の対応
分散登校のやり方も地域や学校によって異なるかとは思いますが、私の住む地域では学年ごとに分けられ、1日2時間の授業が毎日続きます。
ここで困っているのが、仕事を持つ親です。朝から登校する日もあれば、3時間目からの日もあるので、臨時休校期間中はおじいちゃんおばあちゃんの家に行っていた子や、家で留守番をしていた子の働く親も、子どもが登校する時間までは家にいるようにしたりと、臨時休校とはまた違う対応をしなくてはいけない状況になっています。
これもまた仕方のないことではありますが、働く親は大変だと感じています。
子どもたちの様子
学校では、あまり子どもたちが遊んだり話したりすることができない状況なのと、どこもそうだと思いますが、参観などの行事が全く行われていないので、学校全体の様子を親が知ることは子どもからの情報に頼るしかない状況ですが、周りの子どもたちの状況を見たり聞いたりしていると、久しぶりの登校に不安を感じている子も多いようです。
我が家の場合は、学校も、下の子の幼稚園も今のところ楽しく通っていますが、幼稚園の年中以下の子たちの中には、今まで元気に通えていた子でも、久しぶりの登園で泣きながら通っている子も少なくないようです。
学校も、新学期が始まってクラス替えが行われた学年もあるので、不安を感じている子もいるようです。
分散登校が終って、通常の登校が始まった時に、見えてくる部分も多いのではないかと思います。
まとめ
久しぶりの学校ですが、まだまだ分散登校、通常どおりに戻った時の子どもの様子はしっかり見守っていかなくてはいけないと思うと同時に、今まで家で過ごしていた分、やはり体力の低下も感じます。
今までは、5時間、6時間の授業を受けてから遊びに行ったり、習い事に通ったりするのが当たり前でしたが、分散登校が始まってからは、まだ体が慣れていないのか、夕飯を食べ終わった頃には子どもたちはぐったり、休み中も規則正しい生活は心がけてきたものの、生活内容が変わったことで疲れる面もあるのではないかと思います。
疲れは免疫力低下の原因にもなるので、その辺も気を配る必要があります。
でも、何より可哀そうなのは夏休みが短いこと、授業が遅れるのは困りますが、子どもにとってはとても楽しみな夏休み、短い時間でどう楽しく過ごせるのか、これから考えていかないといけませんね。