国立がん研究センターと国立成育医療研究センターが17日、AYA世代と呼ばれる15歳〜39歳の若いがん患者についての調査結果を公表しました。
AYA世代とは?
英語の思春期(Adolescent)と若年成人(Young Adult)の頭文字をつなげた言葉で15歳から39歳までの人を指します。
それによると、AYA世代のがん患者は女性が約45,000人、男性の約13,000人の3倍以上で、さらにその中で子宮頸がんと明確に分類されているものは2万件近いということ。
ここで疑問に思ったのが、子宮頸癌ワクチンの副作用問題って結局どうなったんだろう?
厚生労働省のホームページを見てみると…
現在、子宮頸がんワクチンの予防接種を積極的にはお勧めしていません。
摂取にあたっては、有効性とリスクを理解した上で受けてください。
そして、最後の更新は平成25年…。5年…。
厚生労働省のホームページから引用
これを自分の娘に受けさせる勇気なんてありません。
ネットではたびたび、専門家が意見を述べていますが、何を信じていいやら…。
私は30代前半で子宮頸癌になりました。
幸い、超初期のステージIで子宮を温存して円錐切除術をし、入院も2泊、術後検査を数回して完治しました。
早期発見できて本当に良かったと思っています。
でも、(ステージが進んでしまっていた場合はとても深刻で大変で、比にはならないという前提で)たとえステージIで完治しても、リスクはあります。
出産する時に、赤ちゃんが出てくる場所が手術により普通の人より短いので、妊娠した場合、常に早産のリスクを伴い、個人病院では受け入れてもらえない場合もあります。
私は実際、産科があまり強くないけど、自宅から近い総合病院に行きましたが、NICUのある病院を勧められました。
がん保険も既往歴で落とされたり、入れたとしても割高な保険だけです。
私の母も子宮頸癌になりました。子宮頸癌は遺伝ではないようですが、やっぱり娘にはできることなら、予防できるならしてあげたい。というのが親心だと思います。
このような公表がされるということは、子宮頸癌の予防ワクチンについても、なんらかの形で前進していると信じたいところですが…、合わせての公表ではなかったので、少し残念に感じました。